高校入学早々、不登校の兆しを見せ始め、夏休み前には1週間休んでしまったことから、うちの子、不登校だ…と認識しました。
とにかく最初は娘の不登校の状態を受け入れられず、無理してでも学校に行かせようとしてしまったんです。
そのあと様々葛藤をしていたときの私の思いを話した事で、少しずつ前に向けた、体験談をお話します。
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不登校が受け入れられない…無理していかせようとする日々
高校生の娘が、入学早々、3日目に「頭が痛い」と起きて来ず、いきなりお休みをしました。
「え?受験を終えて、楽しみにしていた高校なのになぜ…?」と思っているうち、1週間まともに行けない日々が続き、行ったり行かなかったりのいわゆる五月雨登校の状態に。
私は「まさか、これは不登校になる前触れでは?」と頭をよぎったのですが、どうしても信じられませんでした。
小さい時からどっちかというとのんびりでおとなしく、友達にお世話してもらったりするタイプではありましたが、学校はほとんど休んだことがなかった子です。
学校は行くものだ、という感じで行き渋りが起こったこともなかったような気がします。
中学の時、各クラス1、2人の不登校の子がいて、「お母さん大変だなあ」と思いつつも他人事だったのです。
なので、自分の娘が不登校だなんて、信じられないし受け入れられない、それが正直な思いでした。
だから、不登校初期には、なんとか学校に行かせよう、行かせようと、そればかり。
娘がどんな思いで今の状況になっているのか?に思い至らなかったんです。
・新規会員登録最大4000円分無料 ・フリーキーワード「不登校」で検索不登校になった原因は?と聞くと「ない」と答える
そのうち、夏休みを過ぎて完全に不登校になってしまいます。
そうなるには何らかの原因があったのではないか?と思うのですが、本人に聞くと「ない」と答えます。
先生が嫌いでも、友達にいじめられたわけでもない。
じゃあなんで?と聞いても「わからない」と言うんです。
原因が分からないものをどうやって解決すればいいの?と、私は途方に暮れてしまいました。
とにかく何とか学校に行かせなくては。
このまま高校に行けなかったら卒業できない。この子の将来どうなるの?と、親も子も落ち込む、家の中が真っ暗な日々でした。
とにかく、不登校を受け入れない、行かせなくては、と気ばかり焦っていたんです。
この「何とかしなくちゃ」という母親の焦りが、不登校を長引かせる要因の一つになってしまうのですが、この時は知る由もありませんでした。
・新規会員登録最大4000円分無料 ・フリーキーワード「不登校」で検索子供の気持ちに寄り添えないダメな母親だ
不登校に関する本を片っ端から読み、不登校解決の講座を受けては試してみたのですが、目覚ましい成果(←この場合は学校に通えるようになること)が出ません。
講座の先生からは、「お母さんが悲劇のヒロインになっていてはダメ。今までの子育ての結果が今に表れているんだから、お母さんが変わらなくては」と言われました。
私はだめな母親だと思えば思うほど焦り、うまくいかない悪循環になってしまったんです。
どうしたらいいかわからない…ただただ、話を聞いてもらう
「今までの子育ての結果で不登校になっている。」
それはどういうことかというと、今まで「こうしなさい、ああしなさい」といろいろと口出ししてしまったことで、本人は相当に無理をしてきた。
きっかけは何かわからないけれど、今までの無理から自分を守るために不登校という手段を取っているのだということ。
心当たりがすごくあります。。。良かれと思って行ってきたことが、逆に娘を苦しめていたんだなと自己嫌悪です。
学校に行ってほしいというのは本音ですし、これから先どうなってしまうんだろうという不安は付きまといます。
娘の様子を見ては涙が出て、母親としてダメと言われてるようで、何も手につかない状態になってしまっていました。
今までの子育てが原因ならば、これからどうしていったらいいんだろう。八方ふさがりで、苦しい。子供も苦しい。
こんな時こそ、誰かにこの気持ちをただただ聞いてほしいと思いました。
とにかく、無条件で否定せず聞いてくれる相手を見つけて話してみたことで、私の気持ちは少しずつ前向きになり「学校、行かなくてもいいよ。休もう」と言えるようになりました。
・新規会員登録最大4000円分無料 ・フリーキーワード「不登校」で検索今、私は娘が不登校で悲しいです。
周りの高校生が、制服を着て友達と楽しそうにしているのを見ると、なんでうちの子が、って思う。
部活を頑張っている様子をテレビで見るとうらやましくて仕方がない。
話してみると、自分の中にあるそういった負の思いが鮮明になってきます。
それを味わってみて初めて、ダメな母親だと思っていた自分の事を、そういうところもある、でもこんな光もある、という風に認められるようになっていきます。
自分が自分を受け入れたことで、娘の今の状況や思いに寄り添えるようになったように思います。
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自分の気持ちを言語化して、人に話すことで、自分の中で整理ができます。
言葉にすることは本当に大事です。
話す相手は、不登校専門のカウンセラーの方でも良いでしょう。
私の場合は、子育て、不登校の相談ができる占い師も、相談相手としてありでした。
占い師というと怪しいと思うかもしれませんね。
でも、当たる、当たらない、とかいうことではなく、話を無条件で聞いてもらい、受け入れてもらい、自分を見つめるというのが有効でした。
占い師の場合は、スピリチュアルな切り口で本人の性質や、今の問題点と未来の様子などについても話してくれるので不思議と気持ちが落ち着いたのです。